物件探し

【町田市】子育て世帯の家選び|学区・支援制度・おすすめエリアをFPが解説

2025年12月8日

「子どもが小学校に上がる前に、家を買いたい」「学区の良いエリアに住みたい」

町田市で子育て中のご家庭から、よくいただくご相談です。町田市は東京都でありながら自然が豊かで、子育て支援も充実しているエリア。都心へのアクセスも良く、ファミリー層に人気があります。

この記事では、町田市で家を探している子育て世帯に向けて、学区情報・子育て支援制度・おすすめエリアをFPの視点から解説します。

この記事でわかること

町田市が子育て世帯に人気の理由

町田市は、東京都心から約30〜40分の距離にありながら、自然と都市機能のバランスが取れた人気のエリアです。

町田市の基本情報

人口 約43万人(東京都内で7位)
面積 約71.8㎢
主要駅 町田駅(JR横浜線・小田急線)
都心へのアクセス 新宿まで約35分、渋谷まで約40分

子育て世帯に人気の5つの理由

  • 東京都の子育て支援が受けられる:医療費助成が高校生まで無料など
  • 自然が豊か:芹ヶ谷公園、薬師池公園など大型公園が多い
  • 商業施設が充実:町田駅周辺に大型商業施設が集中
  • 教育環境が良い:公立・私立ともに選択肢が豊富
  • 都心より物件価格が安い:23区より20〜30%安い相場

町田市の子育て支援制度

町田市は東京都の制度に加え、市独自の支援もあります。

医療費助成

対象 内容
乳幼児(0〜6歳) 医療費無料(所得制限なし)
小・中学生 医療費無料(所得制限なし)
高校生 医療費無料(東京都の制度)

※神奈川県(相模原市など)は中学生までが多いため、町田市は高校生まで無料で有利です。

保育・幼稚園

  • 保育園:認可保育園、認証保育園、小規模保育など多様
  • 待機児童:近年は減少傾向(2024年は50人以下)
  • 幼稚園:私立幼稚園が多く、特色ある教育が選べる
  • 幼児教育無償化:3〜5歳は保育料無料(国の制度)

その他の子育て支援

制度 内容
児童手当 0〜2歳:月15,000円、3歳〜中学生:月10,000円
出産・子育て応援事業 妊娠届出時5万円+出生届出時5万円(計10万円)
子どもセンター 市内5カ所に設置。無料で遊べる施設
ファミリーサポート 地域の支援者が育児をサポート

💡 FPのポイント

町田市は東京都の制度が使えるため、医療費助成が高校生まで無料なのが大きなメリット。隣接する神奈川県(相模原市)と比較すると、医療費の面で年間数万円の差が出ることも。

町田市の学区と教育環境

町田市には公立小学校42校、公立中学校20校があります。

町田市の学校教育の特徴

  • 小中一貫教育:一部の学校で導入
  • 学校選択制:なし(基本は学区の学校に通学)
  • 特別支援教育:充実した支援体制
  • ICT教育:タブレット端末の配布済み

人気の学区エリア

エリア 小学校 特徴
成瀬エリア 成瀬台小、成瀬中央小 落ち着いた住宅街、教育熱心な家庭が多い
玉川学園エリア 町田第五小 文教地区、玉川大学が近い
南町田エリア 南第一小、南第二小 再開発で人気上昇、新しい住宅が多い
鶴川エリア 鶴川第一小、鶴川第二小 自然が豊か、のびのび教育

私立学校へのアクセス

町田市は私立学校へのアクセスも良好です。

  • 玉川学園(幼〜大学):町田市内
  • 桜美林中学・高校:町田市内
  • 日本大学第三中学・高校:町田市内
  • 都内私立校:小田急線で新宿方面へアクセス良好

子育て世帯におすすめのエリア5選

町田市内で子育て世帯におすすめのエリアを紹介します。

① 南町田グランベリーパーク周辺

最寄り駅 南町田グランベリーパーク駅(東急田園都市線)
特徴 2019年に再開発。商業施設・公園が一体化
子育てポイント 鶴間公園が隣接、買い物便利、新しい住宅が多い
相場 新築戸建:4,500〜6,000万円

② 成瀬エリア

最寄り駅 成瀬駅(JR横浜線)
特徴 落ち着いた住宅街、教育熱心な家庭が多い
子育てポイント 治安が良い、塾・習い事が充実
相場 新築戸建:4,000〜5,500万円

③ 玉川学園エリア

最寄り駅 玉川学園前駅(小田急線)
特徴 文教地区、緑が多い、坂が多い
子育てポイント 教育環境抜群、私立学校が近い
相場 新築戸建:5,000〜7,000万円(エリア内で差あり)

④ 鶴川エリア

最寄り駅 鶴川駅(小田急線)
特徴 自然が豊か、のんびりした雰囲気
子育てポイント 広い公園が多い、のびのび子育て向き
相場 新築戸建:3,500〜5,000万円

⑤ 町田駅周辺

最寄り駅 町田駅(JR横浜線・小田急線)
特徴 商業施設が充実、交通アクセス抜群
子育てポイント 買い物・通院に便利、共働き世帯向き
相場 新築戸建:5,000〜6,500万円

📍 エリア選びのポイント

  • 共働き世帯:駅近・商業施設が充実したエリア(町田駅、南町田)
  • 教育重視:文教地区・落ち着いたエリア(玉川学園、成瀬)
  • のびのび子育て:自然が豊かなエリア(鶴川)

町田市の物件相場(2025年)

町田市内の物件相場をまとめます。

戸建の相場

エリア 新築戸建 中古戸建(築15年)
町田駅周辺 5,000〜6,500万円 3,500〜5,000万円
南町田 4,500〜6,000万円 3,000〜4,500万円
成瀬 4,000〜5,500万円 2,800〜4,000万円
玉川学園 5,000〜7,000万円 3,500〜5,500万円
鶴川 3,500〜5,000万円 2,500〜3,800万円

マンションの相場

エリア 新築マンション 中古マンション(築15年)
町田駅周辺 5,500〜7,500万円 3,000〜4,500万円
南町田 5,000〜6,500万円 2,800〜4,000万円
その他エリア 4,000〜5,500万円 2,000〜3,500万円

💡 相場のポイント

町田市は東京都内でありながら、23区より20〜30%安いのが魅力。同じ予算でも、広い家・庭付きの戸建が狙えます。

FPが教える「子育て×住宅購入」の注意点

最後に、子育て世帯が家を買うときのFPからのアドバイスをお伝えします。

注意点① 教育費を計算に入れる

住宅ローンだけでなく、教育費も大きな支出です。

進路 幼稚園〜大学の総額(目安)
すべて公立 約800万円
高校から私立 約1,200万円
中学から私立 約1,500万円
すべて私立 約2,300万円

住宅ローンを組む際は、教育費も含めたライフプランを立てましょう。

注意点② 子どもの成長に合わせた間取り

  • 子ども部屋:将来的に2部屋に分けられる間取りが便利
  • 収納:子どもの荷物は増える一方。収納は多めに
  • リビング:子どもが小さいうちは広いリビングが重宝

注意点③ 通学路の安全確認

  • 歩道の有無:車通りの多い道は危険
  • 距離:小学校まで徒歩20分以内が目安
  • 見通し:死角が多い道は避ける

物件を見に行くときは、通学路を実際に歩いてみることをおすすめします。

FPとしての本音

子育て世帯の住宅購入は、「今」だけでなく「10年後、20年後」も考える必要があります。

教育費、老後資金、住宅ローン…すべてのバランスを見て判断することが大切です。

FPに相談すれば、ライフプラン全体を「見える化」できます。

まとめ

  1. 町田市は東京都の子育て支援が受けられる:医療費が高校生まで無料
  2. 教育環境が充実:公立・私立ともに選択肢が豊富
  3. エリアによって特徴が異なる:共働き向き、教育重視、のびのび子育てなど
  4. 23区より物件価格が安い:同じ予算で広い家が買える
  5. 住宅購入は教育費も含めて計画:FPに相談してライフプランを見える化

⚠️ 小学校入学前に家を決めたい方へ

学区は住所で決まります。「この学校に通わせたい」なら、入学前に住所を決める必要があります。

物件探しから入居まで、最低でも3〜6ヶ月はかかります。

早めの行動がおすすめです!

町田市で子育て世帯の家探しなら

FPマイスターホームでは、子育て世帯の住宅購入をサポートしています。

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